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先駆者となる

レポート

3月19日に10回目の特別集会が開催されました。 十回にわたって持たれてきた、この集会の締めくくりとして、ジョン師とクリス師が語ったのは、来日のきっかけとその後のビジョンでした。

数年前に「先駆者(パイオニア)になる」と示されたことから、漠然と思いが与えられ、機が熟すように日本での仕事のオファーが与えられたこと、そして一年間でしたが様々なチャレンジができたことが語られました。

日本の状況は、使徒行伝の時代と似ているのではないか、そして日本に信仰が広がっていくには、ある種の先駆者が必要だと説きます。使徒たちが初代教会を経て世界中に散らばって行った時の話が、今後の日本の信仰者の歩みの正にお手本そのものになるだろうとのことです。

世界伝道への使命が当時の使徒たちに与えられましたが、自力でガムシャラに頑張るようにとは聖書には書かれていません。驚くことに、使徒たちに最初に与えられた命令は、「待つ」ことでした(ルカ24:49)。使徒たちが動き出したのは、待ち、力を与えられてからでした。充分な備えが天から与えられた後、使徒たちは大胆に散らばり、大胆に不思議なしるしを行っていきます。大いなる助け手が与えられた彼らには、想定外の出来事(奇跡)を予期することもできたと思われます。それが神の大きさに対する信頼であり信仰だったのでしょう。

続いて語るクリス師は、そうした力を得ても、始めるのは小さなことだと言います。礼拝し、語り合い、働きかける。働きかけるのも、大きな何かが必要なわけでありません。ただ、自分がイエス様と出会った証しを力強く語れば良いのであると。 そうした姿勢に、今後の日本のリバイバルに必要なポイントが有るのかもしれません。

この不思議な出会いに、心から感謝します。

 

追伸)3月25日、お二人とも無事に帰国されました。